つづき
その日は何も無く過ぎていった。頭の片隅にはあの
白い物のことがチラついていたけど、なるべく忘れるように努力して過ごす。まぁ寝るときとかはなかなか頭から離れないんだけど、なんやかんやしてる間に眠っていた。
結局その日から数日、ずっと気にしてた訳でもなく、いつのまにか忘れかけていた時、また同じ道を走ることになった。しかも今度は1人。
いやでも、
あの場所に近づくと嫌でも思い出す訳で。見ないように、あのバス停は視界から外すように、と思ってもやっぱり見てしまうのが人間。視界に入ったバス停には…
…
またいるよ…orz
あの時の再現。また背筋が凍る思いをしながらも、あきらめ半分でもう一度
しっかり見てみた。
…
…
?
…
あれって…
ちゃんと存在している物では?
やはり、ある程度の速度で走っているので凝視はできずに通り過ぎてしまいましたが、しっかり見てみると、いわゆる
この世の物じゃないような雰囲気には見えません。確かに真っ白で、上半身は人の形。女の人っぽい。で、下半身がなんだか微妙な、「うにょ(?)」としてる。
この時点で、怖さ半分疑問半分の微妙な気持ちのまま、出先の用事を済ましまた同じ道を引き返してきました。そして例の場所に差し掛かる時、今度は真っ暗な時間帯。見難いけどできるだけしっかり見ようと、事前から心の準備をして、バス停を見ます。
…
いない…(((( ;゚Д゚)))
やっぱり
この世の物じゃないモノだったのか?! けど、昼間のあのやたら現実味のある雰囲気はなんだったのか…。この日がきっかけに余計に混乱して、気になって気になって仕方なくなりました。
時は流れ…。そんな主要道路なのに数年間その道を通る事が無く、不思議な
白い物のことも忘れていました。そんなある日、唐突にその事を思い出し、そして謎が解けたのです!
つづく
としたら怒られそうなので^^;
一気に謎の真相に!!その頃には私は結婚もして、娘もいました。ある休日、近所の(といっても車で1時間)水族館へ行くことになりました。家族で車に乗り、楽しいお出かけ。娘は初めての水族館なのでよろこんでくれるかなぁ、なんて考えながら目的地に向かいました。
もうすぐ到着と言うところで思い出しました。そう、その水族館はあの
白い物が出るバス停のすぐそばなのです。『そういえば…』と私も思い出し、いい機会なのでそのバス停を調べてみることに。
と、いうか駐車場から水族館に入るまでの間にそのバス停があるので、嫌でも見ることになるのですが。
そのことは妻にも話さず、車を止めてそのバス停に向かいました。人がたくさんいます。『まぁ、この人ごみの中にはいないだろう』と安心していた私はドキっとしました! 遠目でも分かるくらいはっきりと、その
白い物がいるのです。しかも目に飛び込んできたのは、なんと!
その白い物に子供が数人抱きついている映像が!もう、お分かりですね。 そう、それはバス停に置かれた
マスコットのような置物でした…。ちゃんと現実に存在していますorz 私も触りました…。うちの子もなぜか抱きついてました λ.....
要するに友人Aにまんまと
騙されたわけですorz
もう少し詳しく説明すると、真っ白なそれは人魚さんでした。岩の上に座っている人魚。なので
上半身が女性で、下半身が「うにょ」だったわけ。
って言うか
色塗れよ!紛らわしい!
さっそく友人Aに電話。数年も経っているので、騙した本人も忘れていました…。まぁひっかかった自分が一番情けなかったわけですが…。
まぁ、数年にわたる疑問が晴れたのでそれはそれで気分もいいわけなんですけどね(´ー`)
さて、するどい読者の方(誰だ)なら1つ疑問がのこっているはず。
そう、2度目の遭遇時の帰り、行きは居たのになぜ帰りの夜にいなかったのか。
それは…
…
ほんとに、その時は無かったらしいんです(笑)
人魚さんの近くに書いてあったことなんですけど、なにやら誰かのいたずらで壊されたか、持ち去られたかしていたらしく、私が家族で見た人魚さんは2代目らしいんですよ。ようするに私は先代の人魚さんの最後の目撃者の1人なわけなのです!
おしまい チャンチャン♪
本気で怖い結末を期待していた方、
ごめんなさいm(_ _)m笑って許してやってください^^;
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